カサンドラ症候群 そして回復のヒント

カサンドラ症候群とは

米精神医学会の診断基準(DSM-5)に含まれておらず正式な病名ではない。発達障害パートナーとの情緒的関係が築けないために生じる、うつ、無気力、不眠、パニック障害、自尊感情の低下などの身体的・精神的症状。
その悩みが周囲に理解されにくく孤立状態に陥っている方も少なくないことから、ギリシャ神話の神アポロンに予知能力を周囲に信じてもらえない呪いをかけられた女性、カサンドラの名前に由来しています。

回復に向けて必要なこと

・十分な休養

・悩みをひとりで抱えず共感者・理解者を持つこと
⇒セルフヘルプグループへのご参加も回復に役立つと言われています。
真行結子が運営するセルフヘルプグループ「フルリール」にぜひご参加ください。

・発達障害特性を知り、パートナーの特性に応じたかかわりを心がけること
⇒カウンセリングにおいてアドバイスをいたします。
カウンセリングご利用者様の声はこちらへ
⇒真行結子が運営する「カサンドラサポートステーション」では、発達障害・カサンドラ症候群に関する各種講座を開催しております。

・社会的支援を知り活用すること
⇒公的支援制度等を上手に活用しましょう。カウンセリングにおいて情報提供いたします。

・がんばりすぎないこと
カサンドラには「がんばりやさん」が多いと感じます。
ご自身の限界を超えてがんばっているカサンドラも多くいらっしゃいます。

そのうえで
ご自身のお気持ちを見つめ、ご自身を大切にした今後の選択をすることです。

真行結子はあなたにとっての「最良の選択」をともにさがします

発達障害は個人差が大きいため悩みの種類は多岐にわたります。
・コミュニケーションがうまく取れない
・子の育児、教育に対する協力体制が取れない
・こだわり行動が強い
・セックスレス
・浮気、風俗通い
・ドメスティックバイオレンス、モラルハラスメント
・転職を繰り返す
・借金を繰り返す
・ゲーム・ギャンブル依存
・片付けられない
・忘れっぽい
など

また、各人が置かれている状況や周囲からのサポート体制も違います。
・健康状態
・経済状況
・お子さんがいらっしゃるかどうか。またその年齢、特性、性格
・実父母、義父母等からのサポート体制
など

だからこそ、真行結子はご相談者さまのお気持ちに寄り添うことはもちろんのこと、数多くのケースに接した豊富な経験によるコンサルテーション(情報提供やアドバイス)も行っております。

また、真行結子は回復に向けて、必要に応じ他の専門家や機関との連携も大切であると考えています。
・弁護士
・医師
・行政(県、市町村等)
・各種機関(発達障害者支援センター、男女共同参画センター等)
・各種団体(発達障害当事者会等)
などの信頼できる関係機関との顔の見えるネットワークづくりに日々取り組んでおります。

真行結子のカウンセリングはただ話を聴くだけではありません。
・カサンドラ症候群にお悩みの方おひとりおひとりへ、豊富な臨床経験からのオーダーメイドアドバイス
・社会的支援情報の提供
・カサンドラ症候群および女性の人権に理解のある、ご相談者さまの立場やお気持ちに寄り添う姿勢を持つ弁護士の紹介
もあわせて行っております。

真行結子は「ネットワークの力」であなたをしっかりとサポートいたします。

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発達障害

生まれつきの脳機能障害が原因とされる。基本的に「社会性」「コミュニケーション」「想像力」に困難があるとされている。対人関係等に障害を抱えるアスペルガー症候群、集中力が続きにくい注意欠陥・多動性障害(ADHD)、読み書きや計算が難しい学習障害(LD)などがある。言語能力や会話能力には明らかな問題がなく発見されにくい。
またひとりの人がいくつかのタイプの発達障害を持っていることも珍しくない。そのため発達障害といっても個人差が大きい。